東日本大震災から、もうこんなにも経ちました。
この9年もの間に数々の災害がありました。
この時期になると、いつも考えることがあります。
教訓は生かされてるのかな…
私用で千葉県へ行ったのですが、高層ビルがたくさん建っていました。東京はもっとすごいんでしょうね。
首都直下地震が発生してビルが倒壊しなかったとしても、エレベーターに閉じ込められる確率はかなり高いです。交通のマヒなどもセットで発生することを考えると、救助は難しいですよね。
最悪、エレベーター内で餓死なんてことも考えられます。
過去の文献から、大災害の様子などを記したものはいくらかありますが、当時の被害地域には家や商業施設が建ち並んでることがよくあります。
対策をとっているとはいえ、昨今の災害の規模は予想を上回ることだらけですが、本当に大丈夫なのでしょうか。
事件や事故は二度と起きないように教訓を生かすのに、災害って忘れがちになっているのかなと感じます。
9年で、どれだけ準備ができたのかな
自分自身が、どれだけ準備をしたか考えてみると、やはり不十分と感じます。
災害対策に万全はないと言いますが、本当にそう感じます。
直近の話でいくと、新型コロナウィルス関連でマスクとトイレットペーパーがなくなるとは思ってもおらず、我が家の在庫も危機的です。
これが災害ならば予想外のことが起きたのと同じです。
それを踏まえて、南海トラフ巨大地震が起きた際のことを想像してみました。
災害が一か所ならば、他の地域からの救援で何とか立て直せるでしょうがあれだけの広範囲で、なおかつ首都機能がマヒしてしまったら、いったいどれだけかかるのでしょう。家の備蓄だけでは間違いなくもたないでしょうし、何とかなるほど備蓄できるほどのスペースもないです。
なにより、企業の大半が東京に集中しているのと、産業の大半が愛知県にあることから、経済活動が止まってしまう気がします。
一瞬にして日本が衰退しそうです。
まとめ
とはいえ、不安がっていても仕方がないのですが。
まずその瞬間に生き延びることができる準備を考えることが一番だと思います。
一人でも多く生き残れば、一人でも多く助けることができますしね。
今後も、このサイトでは防災の知識を発信し続けていきます。
今日はそんなことを考えながら、あの日の事を思い出していきたいと思います。